フランス住まいの私がつづる暮らしの気づきについて

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調理師としてのキャリア

フレンチレストランを独立開業した私がやった、資金調達方法とは?

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自分のお店を持ちたいと思っている人は、

いろんな職業の方が夢をいだいていると思います。

でも、何から始めればいいかわからないことが多いと思います。

私の経験をもとに、独立開業の参考にしてみてください。

 

 

物件探しから始まります

まず、自分がお店を出したい地域での物件探しです。

私は田舎の県内で探しました。

 

最初は「店舗そのままオークション」という、お店を引退される方や引っ越される方、

経営が成り立たず、やめられる方が、お店マルごと売りに出す方法です。

いわゆる「居抜き」物件といいます。

 

これなら、初期投資は、自分で一から始めるより半額以上安く始められます。

 

問題は自分のコンセプトと合うかどうかです。

私の場合は田舎ですので物件がありませんでした。

 

都会には物件がたくさん溢れていますので、地域が合う方は一度チェックしてみてください。

https://sonomama.net/app/?action=public_property_list_search

 

この「店舗そのままオークション」のホームページにはお店開業に関するいろいろな情報が載っています。相談もできますので気軽に自分の悩みを相談しましょう。

 

私は地元の不動産のチラシを何件も毎月見たり、インターネットで毎日探しました。

 

そして、20件近く物件を見学しました。

  • 駅から近い?
  • 駐車場は?
  • 席数は?
  • 厨房の使い勝手は?
  • 人通りは?
  • 敷金礼金、家賃

など、条件に合うような場所をさがしましたが、結局「美味しいものなら山の奥でも

みんな食べに行くよ。」と言ういろんな人の意見から

私が選んだのは、超田舎の海が目の前の小さな店舗にしました。

 

 

物件が決まったら見積もり・図面・営業許可など…

さて、物件が決まればドンドン次のステップへ。

改装業者を呼び、自分の好みのように壁や床、トイレ、厨房を改装した時の見積もりを取ります。

大事なのは、何件か見積もりを取ること。3件以上は、取りましょう。

 

そして厨房の中は厨房専門店に来てもら

えば、

レイアウトの図面を作ってくれます。

最初から新品はとんでもない値段になりますので、私は新古中古を注文しました。

 

自分で図面を手書きで作成しました。

自分が動きやすいように、簡単でも良いので紙に冷蔵庫はココ、洗浄機はここ、オーブンはここ、と決めます。希望を厨房屋さんに見せれば、厨房全体を図り、その中で収まるようにいろいろ作ってくれます。

 

注意はだいたいプロの厨房屋さんなら、知っていて当たり前なのですが、

今後、営業許可書を取る場合にトイレの位置、厨房と客席の区別、手洗いの場所、シンクは二層式でないと許可がおりないです。冷蔵冷凍庫も温度計が付いているものでないと

許可してくれない地域もあるみたいなので、事前に地域の管轄の保健所に問い合わせてみてください。

 

ホームページを作る会社にもこの時点でお願いします。

オープン前から、宣伝することが大切です。

 

資金調達するために必要な事業計画書

いろんな見積が揃えば、資金調達です。まずお金がないと何も出来ません。

しかも私のようにレストランを一からオープンしようとすれば、かなりの金額が必要です。

だいたい1000~2000万の間です。

 

自分でコツコツ貯めている人もいらっしゃるかもしれませんが、実際のところ

料理人の給料では、なかなか必要分はたまりません。

 

しかも、大事なことはオープンしたあとの運転資金や、給料、仕入れ資金、家賃を

お客様が入らなくても、3ヶ月以上払っていけるぐらいの余裕を持っていないと

オープンしてすぐに潰れてしまいます。

 

お金を借りる場所

  • 銀行
  • 日本政策金融公庫

どこで借りるにも、まずは事業計画書が必要になります。

この事業計画書がしっかりとできていれば借りれる可能性は高くなります。

 

銀行は ほとんど個人には貸してくれません。私の場合は海外にいたので日本での過去の実績3年分を証明するものがなく、結局ダメでした。

 

でも、オープンしたあと流行ったので、今度は銀行側から「お金貸します」と

言ってきました。もちろん、最初に信じてくれなかったので、「何をいまさら!」

と言って追い返しました。

 

事業計画書

ここでは、日本政策金融公庫向けの事業計画書を紹介します。

https://www.jfc.go.jp/n/service/pdf/kaigyourei01_171010c.pdf

 

このテンプレートを見ながら記入すると良いですが、

私の場合、この計画書とは別に自分で作成しました。

 

 

どんなことを書いたかというと、

  • お店を開く動機
  • どんなお店か、料理の写真も添えて説明しました。
  • ターゲット、客層年齢
  • 事業する場所
  • 営業時間
  • 客単価、客数
  • 運転資金仕分け
  • 設備資金仕分け
  • 店の強み(アピールポイント)写真付きで。

 

 

私の場合は、「フランスで修行してきた私と、フランス現地の料理コンクールで優勝経験のあるフランス人シェフの本格的な料理を田舎の新鮮な食材を使って、フランスに行かれない人も、現地の味を味わえる」

というコンセプトで、自家製パンからデザート、料理の写真をフルコースで詳しく説明。

 

だいたい事業計画書のテンプレートに記入する時に、私の思いを書ききれず、内容写真付きで全て詳しく書きました。

 

ポイントは、全くあなたのことを知らない相手にいかに「こんなお店に行ってみたい」と、思わせることが大事です。

 

次に、数字はとても大切で、相手もわかりやすい計算を求めてきます。

時間がかかっても、収支計画書といって、月の売上高、原価、経費、利益は詳しく5年先まで作成しましょう。

 

自分でできる方ならエクセルで作成しても良いですが、

https://www.sumoviva.jp/knowledge/business-plan/business-plan-003.html#business-plan-simulation

上記リンク先のように、予想損益計算書を自分で作成することができますので参考に。

このページに原価計算の仕方や、固定費、人件費計算など参考になることがたくさん記載されていますので、大変で時間がかかるのですが、とても大事な書類ですので

がんばって作成してください。

 

 

まとめ

いかに、相手の心を動かすかも大事です。

私は自分の夢を叶えるために、どれぐらいの時間をかけ、どのように頑張ってきたか、

更に、どのように頑張っていくかをA4で4ページ書きました。文字数にすると5千字ぐらいです。

 

よほどの欠点がない限り、審査に通らないことはないと思います。

身だしなみも、きちんとして行きましょう。

 

 

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