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調理師としてのキャリア

調理師免許はOL時代にも取得できた!取得方法の実話をお伝えします。

更新日:

 

「調理師免許が取れたよー。」と昔ただのOLだった私が友人に伝えたとき、

「え?!誰でも取れるの?どうやってとったの?」と。

 

今回は、わたしの体験と、実際に調理師免許を取るときはどうしたら良いのかを解説していきます。

 

 

OL時代に調理師免許を取得!バイトかけもちで取った私の体験談

私は、調理師免許を働きながら取得しました。

OL時代に定時であがり、直行で飲食店(イタリアン居酒屋)

でバイトしていました。

 

1年ぐらいバイトを続けて、ふと自分の将来のことを考えました。

 

「このまま私は普通のOLで平凡に過ごすのか、

目の前のコックさんたちのように

自分の夢をもって仕事するのか・・・?」

 

そう考えた末の答えは、「自分のお店を持ちお客様に喜んでもらえるものを作っていこう!」でした。

 

調理師免許を取るための試験資格は、2年間の実務経験が必要です。

決断した私は、

早速当時のバイト先のオーナーに相談し、

バイト期間も実務経験に入れてもらうことができました。

書面への記載をしてもらう必要がありますからね。

 

バイト先のイタリアンのお店はモーニング、ランチ、ディナー、パン屋を一店舗でしていたので、

パンを焼くときは朝の4時から始めて夜、片付けが終わる12時まで働く日もありました。

若かったので、体は大丈夫でした。

今思うと我ながらすごいなと思いますが。

 

しかもやる気満々だったので、苦にはなりませんでした。

 

ただ、問題はこの激務の中でも試験対策勉強をしなければいけないということ。。。

まとまった時間などありません。

 

どうやって勉強したかというと、

ご飯を食べる時間を勉強する場に使いました。

朝、昼、晩と。

 

お行儀が悪いですよね・・・。

でも私の場合一番集中できました。

ご飯中に本を読み、ご飯は5分以内に済ませ、

休憩時間の許す限り問題集をしました。

 

だいたい勉強時間は一回20分ぐらいです。

長すぎると眠くなりますので(笑)

 

あとは寝る前のほんの数十分。

ほとんど半分寝ながらやっていました。笑

 

きっと、私には限られた時間で集中して覚える!

というやりかたが合っていたので、

合格への道が開けたのだと思います

 

 

仕事中は接客業ということもあり

ずっと走りっぱなしなので、

本を開けるようなヒマはなかったです。

そのかわり実務経験ですから、仕事がすべて勉強でしたよ!

 

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調理師免許の資格取得の条件とその方法って?

誰でも取れるのですが、決まりがいくつかありますので興味のある方は参考にどうぞ。

 

まず、調理師免許は国家資格で基本的な技術と知識がある資格とみなされます。

免許がない方が、調理師名乗ることは違法で、履歴書等に免許がないのに

「調理師」と書くと、1年以上の懲役と20万円以下の罰金がかかります。

 

免許取得には主に3つの方法があります。

 

高校の調理科か、調理専門学校に通う

こちらは、100パーセント確実に調理師免許が卒業と同時に試験なしで取得できます。

全国各地に調理学校はありますが、各学校で値段が変わります。

 

だいたいほとんどの学校が、1年間の調理師免許取得コースで200万前後です。

1年間の間に料理の基礎を学びます。

2年コース3年コースとありますが、学費も3倍以上かかります。

免許だけでしたら1年コースで十分です。

 

自分の目的で何年コースにするか決められます。

参考のホームページ

辻調理専門学校

http://www.tsujicho.com/index.html

学費は高いですが、卒業しただけで「おー辻調卒かー!すごーい!」と言われるぐらい

有名で、田舎に帰れば辻調と言っただけで、就職有利な場合が多い。

実際は、一生懸命学校で勉強してなかった人はかなり仕事にならない(笑)

なので、雇う方からしてみると、辻調になれている人は「雇っててみないとわからない」

でも、就職優先は真実です。

 

東京都織田調理専門学校

http://cook.oda.ac.jp/

 

東京調理製菓専門学校

http://www.tokyocook.ac.jp/

 

福岡中村調理製菓専門学校

http://www.nakamura-s.com/chori/

ホームページ見ているだけでもワクワクします。

 

色々な学校が各地にありますので、自分のお住まいの地域か、各ホームページを見て

資料取り寄せ、オープンキャンパスに行き自分の目で見て決めましょう。

 

通信講座で取得する

次に通信講座で、免許取得の方法です。

まず、期間は1日あたり1時間勉強したとして約6ヶ月間です。

 

ただし、勉強はできますが、2年間の実務経験が試験条件に必要です。

飲食店に働きながら勉強して自分で試験を受けに行きます。

 

迷った時や、わからない時にすぐサポートしてくれるところがいいところです。

試験対策としては勉強のコツなど分かり良いかもしれません。

 

費用は約4万から5万程度です。こちらもいろいろなところから資料を取り寄せ

しっかり見比べて選びましょう。

 

自主学習で取る!

学校ではなく、自分で本屋さんに行って試験対策の本を購入し、

自分で受けることも、もちろんできます。

 

ただし、実務経験2年の条件は必要です。私はこの方法で取得しました。

専門学校に行くことも考えましたが、学校で1年もしくは2年通うことと、現場の1,2年は実力にかなりの差が出ると、当時の料理長に言われたので

自分で取ろうと決めました。

 

自分が試験を受ける都道府県の保険所や調理師協会に申込書を取りに行きます。郵送で取り寄せることもできますが、提出は自分でもっていかないといけません。

 

必要書類として

  • 調理業務従事書(働いていた場所から証明してもらいお店の責任者の印鑑もいります。)
  • 卒業証明書
  • 戸籍謄本
  • 受験料領収書
  • 写真
  • 願書

自分で書類を取りに行くことが難しい方にとても役に立つホームページです。↓

http://chorishi.jp/

「願書取り寄せ無料代行サービス」を使うと スムーズに忘れ物なく手続きできます。

その他、試験対策が万全です。私の時代にはオンラインなんてなかったですが、

今のスマホ時代に活躍する勉強法です。

 

書類を提出するときに

調理師免許の試験対策講座を 受けるかどうか伝えます。

都道府県が講座をしてくれるのですが、年4回で2万8千円から3万ぐらいかかります。

 

まったく何から始めたらよいかわからない人はぜひ受けたほうが良いです。

試験を受けるための対策がしっかりしているので、復習を家でしっかりとすれば

試験に合格する確率が高くなります。

 

試験には登録料も込めて約1万円ぐらいです。

費用としては、自分でする方がずいぶん安いです。後は勉強するか、しないか。。。

気になる合格率は60%です。半分以上の人が合格します。

 

試験には

  • 調理理論
  • 食品衛生学
  • 公衆衛生学
  • 栄養学
  • 食品学
  • 食文化概論

の6つの科目を勉強します。私が受けたときは7科目でした。

回答のしかたはマークシートで4つから選択します。

まったく勉強してなくても、運の良い方は適当にうめれば合格するかもしれません(笑)

 

私は、年4回の講習と自宅で過去問題をたくさんしました。

自分の好きな分野の食品衛生学・公衆衛生学・栄養学は興味があったのですぐに覚えられました。

 

苦手な科目は覚えるというよりも、問題集をひたすら解いて問題と答えをまる覚えした感じです。

 

毎日朝早くから夜遅くまで飲食店で働いていると、ほとんど勉強する時間がなくて、いざ勉強するぞ!と机に向かうと気づけば・・・

参考書と一緒によく寝ていました。ひどい時は顔に参考書の文字がうつっていました(恥)

 

それでも、合格したので普通に勉強すれば、誰でも合格すると私は思いますね。

 

 

 

調理師免許はどうすれば取得できる? まとめ

  1. 高校の調理科か、調理専門学校に通う
  2. 通信講座で取得する
  3. 自主学習で取る!

 

自分で取得される方も結構いらっしゃいます。

無理なテストではないので、問題集に取り組んでひっかけ問題に引っ掛けられないように

気をつけてくださいね。

 

テストを受けたくない方は、専門学校だと自動的にもらえますのでそちらも参考に。

 

免許があれば、信頼性が強くなります。頑張ってくださいね。

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