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フランスの子供の誕生日は、日本と違う!?面白い誕生日会の体験談

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うちの息子が初めて学校の同じクラスの子供から誕生日会の招待状をもらったとき、

はっきり言って私は初めてだったので戸惑いました。

 

いったい、プレゼントはどうしたらいいの?どうやってパーティーに参加するの?

と質問ばかりでした。

実際にはそこまで悩むことはなかったですが、ちょっと面白いな。と思った誕生日会を

紹介します。

 

学校では、誕生日の日にクラス全員にプチプレゼント!

日本では、学校で個人的なことをするのはタブーですが、フランスは誕生日を祝うことは当たり前で、学校の日が誕生日の当日の子供は、小さな袋に飴、キャラメル、チョコなどを入れたプチプレゼントをクラス全員に配ります。

 

びっくりするのは、誕生日の本人がみんなに飴を配るんです!

うちの子のクラスは26人ぐらいなので、大したことないですが当人の親は準備が大変です。

小さな袋といっても、封筒を半分ぐらいにしたような大きさで、その中に4,5個お菓子を入れます。

 

私が小さい頃ひとクラス45人だったので、そんなにいたら親は大変だろうなあと思いました。まあ、日本の学校ではお菓子などは持っていくことは禁止されていますけどね。

 

プチプレゼントをもらった日は、学校が終わる前に食べちゃう子もいれば、うちの子のようにお迎えに行った時に私に見せてから、帰りながら食べる子もいます。

 

特に禁止されていることではないので、お菓子がもらえた日は子供たちは大喜びです。

 

誕生日の本人が、招待状を学校で配る

これも、日本では小学校に個人ことで勉強時間を使ってしまうことになるので禁止ですが、フランスは、先生がきちんと時間を取ってくれます。

 

誕生日の子供は招待したいお友達に、招待のカードをきちんと手渡しします。

 

カードには、いつ、どこで、何時から何時まで何をするので、来てくれませんか?

と書かれています。

一番下には親の電話番号が記載されてあり、何月何日までに電話で出欠席の連絡をくださいと書いてあります。

 

このカードも、親によっては手書きだったり、パソコンでプリントしたり写真を貼ったり、こっています。。。

 

誕生日プレゼントは人それぞれ

気になる誕生日プレゼントですが、友達のことをよく知っていればその子の好きなものを

プレゼントできますが、うちの子のようにまだ慣れていなく誰が何を好きなのかわからないときは、招待の出欠席を親に電話するときに何がいいか聞いておきます。

 

うちの子はいつも招待されるときは、スポーツ店の商品券を準備します。

フランスはスポーツする子が多いので、商品券で好きなものを買ってもらいます。

ほかの子は、レゴブロック、トイザらスの商品券、パズルなど様々です。

 

20人いれば、同じプレゼントを買ってしまう確率があるので、商品券カード

の方が私はオススメです。

 

今まで経験した誕生日会

普通に誕生日の子供の家に招待

家庭によりますが、日曜日のお昼に誕生日の子供のうちに集まり、夕方まで一緒に過ご

すという誕生日会。

 

フランスの友人宅はほとんど車で行かないといけないぐらい離れていますので、各親は

その子の家まで送迎します。

 

招待する側の家の人は、食事やケーキ、おやつ、帰りに渡すプチプレゼント(飴)など

準備します。

 

昼ご飯のあとは、庭で遊んだりして過ごします。

 

ミニアドバイス・・人の家に預けるので、ある程度子供にマナーを教えておかないと、お行儀悪いと、ママ友の中で広まってしまいます。例えば食事の前に手を洗う、こぼさず食べる、食べたあとの後片付け、返事をする、家のものを壊さない、壁など汚さない。などです。子供の中にはめちゃくちゃする子もいるので今後のためにも気をつけたほうがいいです。

 

学校の近くにある学童の教室を借り、パーティーをする

やはり、賃貸住宅やアパートではパーティーはできませんので、市民センターみたいな

場所の一室を借りて、パーティーをします。

 

こちらも、同じでおやつや、軽食など親が全部準備します。

子供たちは、思う存分遊んで食べて、楽しい時間を過ごします。

先日息子が行った誕生日は、夕方7時スタートでお迎えの時間は22時でした。

 

日本だと、ありえない時間帯です。フランスは、たまには子供も楽しなければ!

という感覚です。

 

夏時間のフランスは夜22時まで明るいので危険ではありませんけどね。

花火をしたいみたいでしたが、23時まで待たないと暗くならないので無理でした。

 

ミニアドバイス・・お迎えに行くときは早く行き過ぎは、タブーです。フランスは、だいたい遅れる人が多いので早過ぎると逆に迷惑がられます。早くても5分前までがマナーです。

 

ボーリング大会

誕生日の子供の親が、ボーリング大会を主催します。なので招待できる人数は家庭によって変わります。

20人来られてもずべて支払うのは大変な額になりますからね。

 

このような、誕生日会プランというのがフランスのいたるところにあり、10人ぐらいまでは、ケーキとジュースがセットになったお得な誕生日プランがあるんです。

 

私たちは子供の送迎をするだけで、あとは主催者が責任を持ってお迎えの時間まで見守ります。

 

ミニアドバイス・・ひとつ間違えれば怪我をしてしまう可能性があるので、しっかり大人の言うことを聞くように言っておきましょう。

 

映画鑑賞

こちらも、映画館が誕生日会プランを作ってくれていて、誕生日の子供の親が支払いは全てするのですが、子供たちだけで映画館で映画鑑賞をした後、軽食しても良い部屋に移動して、誕生日ケーキとジュースを飲んでワイワイ楽しく過ごします。

 

これは、子供用の映画を付き添って見ないといけない親にとっては嬉しい企画でした。

子供も、子供同士で笑ったりできるので楽しかったみたいです。

 

ミニアドバイス・・友達同士で映画が見れて楽しいのですが、ほかの人の迷惑にならない程度に大声は出さないように伝えておいたほうがいいですよ。

 

室内レーザーピストルゲーム

こちらも、誕生日会プランがあって、10人ぐらいまではお安いプランです。

体育館ぐらいの大きさの室内が真っ暗になっていて、迷路があり、レーザーピストルと、体中にフル装備をした子供たちが暗闇で打ち合いをして楽しみます。

 

時間が決まっていて、楽しんだあとはみんなでケーキとジュースを楽しみます。

 

これは、日本で見たことがなかったので、うちの子は大興奮だったようです。

子供同士で遊べるからさらに楽しかったみたいです。

 

ミニアドバイス・・かなり汗だくになって遊びますので、お迎えの時には着替えと水筒を持っていくことをおすすめします。

 

フランスの誕生日会 まとめ

いろんな誕生日会がありますが、一番は子供が楽しむことが第一に考えられています。

親の事考えると、準備など大変なんだろうなあ。と思います。

 

やんちゃな子供は、家のものを壊したり、傷つけたりしますので暴れられて困るようでしたら、野外をを勧めします。

 

楽しい誕生日会を過ごすためにも、絶対したらダメなことは誕生日会に行く条件として、お子さんにしっかり伝えておきましょうね。

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