あこがれのヨーロッパ、住んでみないとわからないいいところや、悪いところ・・・。
今回は、実際に住んでみて良いと思ったこと、嬉しかったことを
紹介いたします。
大きく3点です。
食べるもの、飲むものが、おいしい。
市場
男女平等
フランスに行くなら、ぜひ参考にしてみてください。
知っていったほうが倍楽しくなりますよ。
食べるもの、飲むものが、おいしい。
フランスへ短期の旅行で行って帰ってきた人から「フランス料理おいしくなかった」と、よく耳にしました。
日本のフランス料理店の方が美味しかったと言っていました。
これは、実際に住むとわかってきますが、フランスにもお店の当たり外れが必ずあります。
短期の旅行だと、やはり観光地や旅行ガイドと決められた場所へ行く。
そうすると、観光地のレストランは当たり外れが多くまずくても観光地なのでお客は絶えない。
特に言葉が通じない日本人には、「どうせ適当に出したって文句言わない」とまで思っているお店もあります。
実際にフランスのニュースでやってました…。
ひどい話ですよね。
私が移住して、少し慣れてきたとき、知り合いのフランス人に直接
「どこのお店がおすすめ?」と聞いたのですが、すぐに答えてくれました。笑
これはフランス人の特徴なのですが、イエスかノーかがはっきりしていますので、
あなたがフランス語を堪能でなくても、レストランガイドブックを見せてたずねると、
行かないほうがいいお店、行ったほうがいいお店はすぐに教えてもらえます。
やはり、おすすめのお店は美味しいです。
ピザ屋でもパン屋でも当たり前のように当たり外れが…
ただのピザ屋さんパン屋さんも当たり外れがあり、
美味しいところに出会うと、今まで自分が食べてきたピザはなんだったんだろう?
と思えるぐらい美味しいです。
フランスでパンを買うことがあれば、焼きたての時間を聞いて、
出来たてのパンを食べてみてください。
本当に本当に、感動します。
これは、どのパンでも同じです。
クロワッサンなんて、口の中でとろけますよ。
フランスでの美味しいパン屋の見つけ方
ポイントは、お店の看板か入口に、<Boulanger artisanale>(パン職人が作っています)
と記載がある店舗を選ぶことです。
酵母から焼き上がりまで全て職人が作っているという意味です。
フランスでも日本と同じく、大きな工場で下ごしらえをして、
パンをチェーン店で売るところが多くなってきました。
こういう店舗は、パンにこだわりを持っていないので、はっきり言って美味しくないです。
食べ慣れてくると、本当に違いが分かってきます。
美味しいパンは、ご飯と一緒で噛めば噛むほど味わいがちがいますよ。
おいしいパン屋さんに当たった時には、パンを買って家に帰るまでに半分ぐらい食べてしまうほど、
美味しくてとっても幸せな気分になります。
お水やワインなど、飲み物もおいしい!
お水も種類がたくさんあり、天然ガス入りの水が食事とよく合います。
ワインも、500円以下のワインがものすごく美味しかったりします。
ワインは、フランス人全員が飲んでいるわけではないので、
聞いてもワインに詳しくない人が多いです。
でも、だいたいハズレはないです。
果汁ジュースも美味しいです。
天然ジュースが安く手に入ります。りんご100パーセントのジュースがかなりおいしいですよ。
そのりんごジュースに天然のガスが入ったもの。これもクセになります。
ぜひ、飲んでみてくださいね。
市場
未だにフランスでは昔からの「マルシェ」と呼ばれる市場が存在します。
だいたい、街ごとにマルシェが開催される曜日があり、
朝から午前中までが基本です。
街によって、市場の大きさが変わります。
田舎の方はトラックが4つぐらいしかない市場もあります。大きなところは、トラック30台ぐらい。
新鮮な野菜、チーズ、お肉、服、靴、キッチン用具、花、野菜苗、とにかくなんでも売っています。
見てるだけでも嬉しいのですが、いろんな味見ができるのも特徴です。
日本でも試食がたくさんできるスーパーなどもありますが、市場ならではの空気が良いんですよ。
びっくりするぐらい美味しいハムやチーズは、試食したら買わずにはいられないほど美味しいです。
可愛いアクセサリー、テーブルナップ、なども売っていますが、
見ていると「買ったら特別にもう一つあげるよ」など、お店の方から提案があったりして、
おまけをもらえることがあります。
ボン ジュルネ
何か買った後に、「ボン ジュルネ」とよく耳にするのですが、
これは、「良い 一日を」という意味です。
言われたら「メルシー」と返しましょう。
フランスの好きなところの一つなのですが、
たった一言で、気分のいい一日になりますよね。
フランスでは男女平等
これは、私がフランスに住んで本当に嬉しいことでした。
フランスは、平等です。そう、同等の立場なのです。
日本では、女性がまだ下に見られる傾向がありますからね…。
私は特にコックという男性ばかりの世界に女ひとりポツンと入ったので、
日本では「女なんかに」ということよく言われました。
ですがフランスでは平等。
なんの差別もなく、すべて仕事がものをいいます。
もちろん、負けないように頑張りました。
そうすると誰もが認めてくれるんです。日本でも働く女性を認める風潮が強くなってきましたが、
フランスはそれとは比べものにならないくらい、がんばった分だけ認められやすいんです!!
フランスは、年齢、学歴、性別、など関係なく、今のあなたが何できるか
やる気、能力、仕事のスピード適切さを評価されます。
私にとってこれはやりがいがあり、どんどん頑張りました。
役職もあがりました。
実際、フランスでは女性が社長だったり、責任者だったり、本当に男性と変わりがないのです。
残業はなく、家庭優先。
家庭を持つのは当たり前で、妊娠すれば育児休暇当たり前。
育児休暇がおわれば、素の自分で仕事ができる場所があります。
残業は基本的にフランス人には存在しません。
家庭の中でも男女平等。
なので、男性が家事したり育児したりは、当たり前なんです。
私は、日本もいつかこうなればいいなあと思いますが、きっともっともっと先、
50年ぐらい経ってもどうなのかな…と思いますね。。。
主婦はほとんど存在しない
そういえば、フランスには主婦はほとんど存在しません。
一人一人職を持ち、男性が育児手伝ってくれるので、負担がほとんどありません。
というか、フランスの女性は不満があると直接言い合いします。
良いのか、悪いのか…結果的には家事でストレス溜めることなく、良いのかも?笑
そして、大体のフランス人は女性を尊重しています。
重たい荷物持っていれば手伝ってくれること当たり前、
ベビーカーで階段上がらないといけない時も、絶対誰かが手伝ってくれます。
電車の乗り降りもベビーカーお手伝い当たり前です。
言えばキリがないですが。あまり言うと日本人の男性が小さく見えますね(笑)
まとめ
まだまだ、いいところもありますが、キリがないので今日はこの三つに絞って紹介いたしました。
フランスは私にとってすごく住みやすいです。
あなたも是非来てみて、実感してくださいね。