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フランスのトリビア

フランスに行ったら絶対食べてきたほうがいい美味しいグルメを地方ごとにご紹介!

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どこの国にいっても、その土地ならではの郷土料理や、

現地だから安くて美味しいものが沢山あります。

 

今回はフランスに行った時に何を食べてきたらいいか私の経験上でお伝えします。

日本でもそうですが、日本各地で食べるといいものたくさんありますよね?

フランスも同じで地方によりその土地でないと作れないものなどあります。

 

パリに行けばいろんな料理が食べれますが、やはり現地の料理とは味が違います。

何度も行ける国ではありませんので、グルメの国の外せない食べ物を参考にしてみてくださいね。

 

やっぱり「パン!」は外せないでしょう。

フランスに来ると絶対食べて欲しいものが、「パン」なのですが、

ただのパン屋さんに行くのではなく、お店の入口に「ARTISAN BOULANGER」(アーチザン ブーランジェ)と表示されているお店に入りましょう。

 

アーチザン=アーチストという意味でブーランジェはパン屋さんです。

この、アーチザンブーランジェは、「酵母から焼き上がりまで全てその店でこだわりを持って焼き上げています」という意味になります。

 

チェーン店が多くなってきた今では、工場で生産した生地をチェーン店で仕上げ焼きする

ところが多いです。

焼きたては美味しいですが、やはり酵母から丁寧に作り上げているパンの味とは全く違います。

ただのフランスパンなのですが、噛めば噛むほど味が伝わってきます。

フランスのパン屋さんは朝早くから焼き始めて、朝の7時にはオープンしている場所が多いです。

 

このオープン時の焼きたてのパンを是非一度食べてみてください!!

クロワッサンもです!

クロワッサンの焼きたては、パリパリサクサク、でも中身はしっとりなんです。

きっと、一生忘れられない味ですよ。

 

ノルマンディー地方

ノルマンディーは美味しいものいっぱいです。

まず、「牡蠣」は代表的なノルマンディーの名物で、小さめのからの中にぎっしり詰まった中身!ふたを開けると、中から下記のジュースのように海水が出てきます。

 

レモンを搾って食べたり、エシャロットとビネガーのソースをかけて食べると、20個ぐらいペロリと完食してしまいます。

 

ノルマンディーの生クリームと牛乳を使ったソフトクリーム!!

日本でも有名な「igiry sur mer」イジリーシュールメール という乳製品の工場があります。ここで作られているソフトクリームが有名で、工場の入り口付近で売られています。

 

私が行った時も長―――い行列が出来ていました。

田舎で車がないと行けない場所ですが、いろんな国の人が並んでいました。

 

濃厚で牛乳の美味しさが伝わって来る何とも言えない味でした。

 

シードル(りんごの発泡酒)

りんごサイダーのような味です。りんごの産地ノリマンディーならではの飲み物です。

これと一緒に、りんごタルトを食べましょう!!

シードルとりんごタルトが口の中で何とも言えないハーモニーを作ってくれますよ。

 

 

ブルターニュ地方

ノルマンディーから海つながりで下に下がっていくと、モンサンミッシェルで有名な

ブルターニュ地方に入ります。

 

こちらでは、「そば粉のガレット」が有名です。

そば粉で作ったクレープの中に「ハム、チーズ、卵」など入れてサラダと一緒に食べます。

中に入っているものはメニューを見て選びます。だいたい何を選んでもハズレはないです。

 

結構、ひと皿の量が多いですのでこの一品だけでお腹がいっぱいになるかと思います。

 

 

次に「ムールフリット」です。

これはムール貝を蒸したものと、フリットと言われるポテトフライです。

 

フランス人も大好きな料理の一つです。

一人分の量がとても多いです!鍋いっぱいのムール貝と、カゴいっぱいのフライドポテト

が「ドーン!!」と持ってこられるとびっくりします。

 

ひたすらムール貝食べて、汁が見えてきたらポテトを浸しながら食べます。

ムール貝は日本では食べれない旨みがあります。小さくてそれでも味がしっかりしています。

 

ペリグー、ボルドーの辺り

ブルターニュからさらに下がっていくと、ボルドーです。やはり、こちらでワインの試飲はしてみたほうがいいでしょう。

日本よりとても安い値段で美味しいワインが沢山あります。

 

ワイン屋さんに入ると試飲させてくれるところがあります。そこで自分の好きな味を見つけられるのですが、試飲をするときは、一度口に含んですぐ横に置いてあるバケツに吐き捨てましょう。全部飲んでいると酔っぱらいになってせっかくの旅が台無しになりますし、

スリに遭う危険性大ですので、注意してくださいね。

 

ボルドーから少し中心部に入っていくと、ペリグー地方があります。

ここは、トリュフが有名です。

フランスに来たら、本場のトリュフを是非食べるか、香りを嗅ぐだけでも強烈な香りにびっくりします。

日本では中国産トリュフが多いので香りは本物と比べ物になりません。

是非本物を。

 

味が美味しいというよりも、香りに酔いそうです。日本の最高級松茸の香りに似たような

感覚です。

 

この地方でもう一つ有名なもの「フォアグラ」です

本物の美味しいフォアグラのソテーや、フォアグラのテリーヌを食べると

これも一生忘れられない味になること間違いなしです。

スーパーで売っているフォアグラのテリーヌは、フォアグラ以外に

違うものが混ざっているものが多いです。

少し高めでも、裏の材料ががいてある部分に「foie gras de canard」と書いてあるものを

選んでくださいね。

 

南フランスの辺り

南フランスといえば、ブイヤベースや、スープドポワソンという魚料理です。

ブイヤベースは魚介類がたっぶり入った鍋のような食べ物です。

 

魚介類の旨みがスープに染み出てとても美味しいです。

スープドポワソンは、魚のスープです。

 

ことらも魚の旨みがしっかり出汁になっていて、クルトンとチーズをかけて食べます。

 

食の街リヨン

こちらでは、フランスを代表する鶏「ブレス産鶏」が有名です。

この、ブレス産の鳥を使ったクリーム煮を食べると、ほっぺが落ちそうになります。

鶏に味があるんです!しかもその旨みがクリームにも出ていて最高のひと皿です。

 

リヨンでは、「クネル」という料理も有名です。

魚のすり身で作ってあるものや、鳥のミンチで作ってあるものがあります。

食感的にはハンペンのような感じです。日本ではなかなか食べれませんので

ぜひ、試してみてください。

 

 

フランス国内どこでも食べれるもの

チキンロースト!!

チキンがまるごと焼かれているもので、マルシェに行けば必ず出店が出ています。

 

クルクル回りながらじっくり火が通って、チキンの下の方にはじゃがいもが置いてあります。

このじゃがいもが、チキンの旨みを吸ってなんとも美味しい!!

レストランに行くよりも、出店でかったチキンローストがとても美味しかった時があります。

出かけることに疲れたら、ぜひ、買って帰って部屋でこっそり食べてみてください。

かなーーり美味しいですよ。

 

鴨のコンフィ!!

こちら、スーパーで買えますが、レストランで鴨のコンフィを注文すると、カリッと表面を焼き上げてくれて柔らかいお肉にびっくりしますよ。

 

 

まとめ

いかがでしたか?やはり知っている食材もあったかもしれませんが、

本物を食べると本当にびっくりします。

 

日本で今まで食べていたものはなんだったの?!って思うときもありますよ。

 

 

一つ、モンサンミッシェルで有名なオムレツがありますが、有名なだけで、美味しくなかったです。ただ、泡立てて焼いてあるオムレツでした。

モンサンミッシェルの中で食べることが楽しいのですが、これを食べるなら違うガレットを食べたほうが得します。

 

まだまだ紹介しきれていない美味しいものが沢山ありますが、

今回はその中でも絶対食べてみたほうがいいものを紹介しました。

 

各地に行くことは不可能かもしれませんが、いつか行く時があればぜひ食べてみてくださいね。

 

 

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