フランス住まいの私がつづる暮らしの気づきについて

等身大のフランス暮らし

フランスでの生活事情

フランス人の予防接種事情は?大人も母子手帳を持ち続けていた

更新日:

 

今現在日本で流行中の麻疹ですが、海外ではどうでしょう?

フランスでは、予防接種制度がきちんとされています。しかし、現地フランス人が言うには、まじめに予防接種受けている家庭と、そうでない家庭と分かれるそうです。

それが原因で、フランスのボルドーを初めに少しずつ麻疹が流行しています。

私がフランスで経験した予防接種のことについて紹介します。

 

外国人の滞在許可証取得時に予防接種について問われる

私はフランスに来てフランスの滞在許可証を取得するときに、

「必要な予防接種は全てうけられましたか?」と聞かれ、

 

「わかりません」と答えました。

 

なんの予防接種を何歳に受けたなんて

覚えている人の方が少ないのでは?

 

そうすると、

「フランスではきちんと予防接種があるから受けてください

ということでパンフレットをいただきました。

 

田舎の義理家庭に話すと、

「フランスは生まれた時に母子手帳をつけるのよ。

そして予防接種も全て何歳になんの予防接種を受けたか記録していくの」

と。

 

日本でも小さい頃は母子手帳に全て記載されますが、

何歳ぐらいからか母子手帳なんて病院に持って行きません。

 

しかし、フランスは大人になっても母子手帳は持っています

主人の母子手帳は生まれた時からの記録がずっと記載されていて、

かかったことのある大きな病気なども、しっかりと記載されています。

 

大人になっても予防接種があるので、

その記録もしっかりと記載されています。

 

しかし、すべてのフランス人が

几帳面に記録をとっているわけではないらしいです。

 

とくに、移民の多いフランスでは、

予防接種なんて受けない人がたくさんいます。

 

家庭によっては、「予防接種なんてバカバカしい」

といって子供の頃から受けさせていない人もいます。

 

在は予防接種証明書が入学条件に

いま現在フランスは保育園、小学校と入学時の条件として

提出書類に予防接種証明書が必要になります。

 

かかりつけのお医者さんに書いてもらいます。この時にも母子手帳が必要です。

 

もし、必要な予防接種を受けていなければ、

必ず受けてから書類をもらいます。

 

フランスの予防接種は、医師が予防接種の処方箋を書いて、

それを持って薬局へ行きます。

そして薬局で予防接種のワクチンをうけとり、

一旦自宅の冷蔵庫で保管します。

 

ワクチンが手に入ってからもう一度医者に予約を取り、

自分でワクチンを持ってお医者さんに打ってもらいます。

 

夏の暑い日は薬局でワクチン入れる専用の

小さな保冷袋がもらえます。

 

息子の予防接種の時期は夏でしたので、

薬局から保冷袋に入れて家に持ち帰り、

家からお医者に行く際にワクチンをきちんと

保冷袋に入れて持って行きました。

人によっては保冷袋をめんどくさいという理由で使わない人がいるみたいです。

 

私自身、ちょっと管理がどうなのかな?と思いました。

もしかしたら冷蔵庫に入れない家庭もあるんじゃないかと。。。

でも、問題が起こっていないので大丈夫みたいです。

 

フランス予防接種の種類

ほとんど日本と似ていますが、参考のため紹介します。

 

生後2ヶ月以内

1. ジフテリア、破傷風、百日咳 混合 通称(DtaP)1回目

2. ヘモフィルスインフルb型感染症  通称(HIb)1回目

3. ポリオ              通称(IPV)1回目

4. B型肝炎             通称(HepB)1回目

5. 肺炎球菌感染症          通称(PCV13)1回目

 

生後4ヶ月   上記1~5番までの予防接種の2回目を受けます。

 

生後5ヶ月   C群髄膜炎菌感染症   通称(Menc)1回目

 

生後11ヶ月   1~5番までの予防接種の3回目を受けます。

 

生後12ヶ月   C群髄膜炎菌感染症   通称(Menc)2回目

麻疹、流行性耳下腺炎(おたふく)風疹 通称(MMR)1回目

生後16~18ヶ月  MMR 2回目

 

6歳       DTaP 4回目

IPV  4回目

 

11~13歳    DTaP 1回 (これから約10年に1度接種になります)

IPV   5回目

 

11~14歳 女子のみ  ヒトパピローマウィルス

子宮頸部癌、外陰癌、膣癌、肛門ガン、コンジローマ

上記 通称HPV 1回目 6ヶ月後に 2回目接種

 

25歳        DTaPジフテリアなど 1回

IPVポリオ 1回

 

45歳        DTaP の中の百日咳を除いたジフテリアと破傷風 1回

ポリオ    1回

 

65歳        破傷風 ジフテリア 1回

ポリオ     1回

 

6574歳      帯状疱疹 1回

破傷風 ジフテリア 1回 (65歳からは10年に一度)

ポリオ   1回 (65歳から10年に一度)

 

 

フランス予防接種のまとめ

フランスの予防接種は上記のように徹底されています。

母子手帳を大人になっても大切に持ち、

予防接種の時期に行く人もいれば、

移民が多いフランスでは

定期検診などにも行かない人がいますので、

予防接種なんてしていない人がたくさんいることになります。

 

更に、ヨーロッパ各地から外国人が車で出入りできますので、

ウィルスを持った外国人がフランスに来て病気を広めてしまいます。

 

フランスとなりのイタリアでは、

風疹、おたふくかぜ、麻疹の混合ワクチンが

「自閉症」と関係するとどこからか広まったせいで、

ほとんどの親は子供にワクチンを受けさせず、

一時期、予防接種しない人が増えました。

 

実際はそういった影響が出たということは

報告されていないようで、

逆に受けないとリスクが高くなる事を強く訴えています。

 

隣の国なので、

フランスにも若干同じ考えの家庭があったらしく、

なんの根拠もない事を信じてしまう人は

予防接種を受けていません。

 

でも、日本でもインフルエンザのタミフルは危険行為を起こすと

一時期言っていましたが、

これはあくまでもすべての人に起こるわけでもないし、

危険性があるから目を離さないように。

と訴えているのに、

勘違いして危険だと判断する人と同じかもしません。

 

今はほとんどの国が

学校就学時に予防接種の証明が必要になってきたので

少しずつ予防接種を受ける人も多くなりました。

 

もし、フランスに長期滞在が必要で

母子手帳の予防接種証明が必要な時は、

大使館が行ってくれますので問合わせて

何かあった時に役立ててくださいね。

 

 

-フランスでの生活事情

Copyright© 等身大のフランス暮らし , 2021 All Rights Reserved.